しみず手帳・ブックデザイナーの日々

フリーランス ブックデザイナー 清水佳子の日記。 デザインした作品、2匹のネコ、ベランダで育てている植物も紹介していきます。神奈川県川崎市在住。

不思議の森のペンギン達

こんにちは!

フリーランス ブックデザイナーの清水佳子(しみずよしこ)です。

著者さんのメッセージをたくさんの人に届けるためには、本が「売れる」事は正義。

「売れる」にこだわったデザインで日々奮闘しています。

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デザインした本のご紹介です。

色を塗るだけではなく、「ペンギン探し」も楽しめる、ユニークな塗り絵のデザインをしました。

不思議の森のペンギン達

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イラストは、切り絵作家のゆまあひmakiさん。

makiさんがずっと大切にされてきたキャラクター不思議な森のペンギンさん達は、全ページに隠れています。

簡単に見つけられるものから発見が困難なものまで、大人はもちろんのこと子どもも楽しめますよ!

中身をちょっとお見せしますね!




巻頭には、カラーの「塗り絵の使い方ギャラリー」があり、

たとえば色を塗ったぬり絵をコピーしてラッピングにつかったり、ブックカバーにしたりの提案もありますよ。

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ちなみに写真は、以前撮影風景をご紹介した代々木公園のハウススタジオ『ミモザハウス・カントリー』で撮ったものですよ。

↓撮影風景は、まさにラッピングのカットを撮っているところです!

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カメラマンは木藤富士夫さん。イメージした通り、いえイメージ以上の素敵写真をとってくださいました。




中身は、ちょっとユニークで不思議な世界感。どこにペンギンがいるか、見つかりましたか?

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見つからなかった方、ペンギンの居場所を示した「ペンギン生息図」も収録してありますので、

答え合わせもできます。

217羽のペンギンが、あなたに見つかるのを待ってますよ〜。


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ちょっと専門的な話になりますが、このぬり絵は製本を『PUR製本』という方法をとっております。

無線綴じの一種なのですが、ノド部分に力をいれて開いても割れない樹脂を使用しているとのことです。



不思議な森のペンギン達
玄光社から、本日発売!



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シミズデザイン smz' 清水佳子(しみずよしこ)

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ダヤンのクリスマスブック

街はクリスマスムードで盛り上がってますね。

クリスマスと言えば、2007年に『ダヤンのクリスマスブック』という本をデザインしました。

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わちふぃーるどでは、1996年から毎年クリスマス時期にアニバーサリープレートが発売されているのですが、2007年までの12年分をこぼれ話を添えて1冊にまとめた絵本です。


カバーの印刷がちょっと凝っていて、背景にシルバー特色をフレーク状に印刷してあるんですよ。
光をあてるとほのかに反射して、シックなのに華やぎがあります。


中面は、初単行本化のアニバーサリープレートのイラストを、関連のお話しを添えて。

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ダヤン好きならきっとほしくなる、大人の絵本に仕上がっています。
クリスマスプレゼントにいかがでしょうか!



カワイイお仕事のご紹介

カワイイお仕事のご紹介です。

ちいさな子ども向けの合紙の絵本をつくりました。

うさぎのモフィ とりかえっこのおはなし

うさぎのモフィ はんぶんこのおはなし

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リラックマの作者コンドウアキさんのうさぎのキャラクター・「うさぎのモフィ」実写アニメーションを絵本にしたものです。
元になったのアニメは世界初のコットンアニメーションで、制作はイタリアなんですよ。
コットンアニメーションというのは、綿(ワタ)で作ったキャラクターをコマ撮りしたものです。





棚差しになっても見つけてもらえるよう、背もかわいくデザインしましたよ。
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中面は、カタカナとひらがなのみ。
カタカナにはルビがふってありますので、小さなお子さんでも読むことができますね。
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支給写真が小さめのサイズで、あまり拡大することができませんでした。
できるだけ小く感じさせないよう写真のフチはぼかし、空きスペースには物語にでてくるアイテムの切り抜きを配置し、楽しい雰囲気にしました。







現在、アニメのほうは、毎週月曜日の午前8時55分〜9時に放送しています。

モフィーに会えない火〜日曜日は、是非この絵本をみてくださいね!


うさぎのモフィ とりかえっこのおはなし

うさぎのモフィ はんぶんこのおはなし

主婦と生活社から発売中!

ダヤンのたからモノがたり

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本日、とうとう『ダヤンのたからモノがたり』が発売になりました。

この本は、タイトルでお察しいただけるかもしれませんが、“ダヤンのグッズについてるイラスト”をフューチャーした本。人気の陶器についている素敵なイラストが掲載され、その背景にある物語を紹介しています。

デザインはヨーロッパの古い“宝の本”のイメージで。
ヌメ革のテクスチャーを背景にひき、真鍮の金具をつけました。(真鍮金具は、とあるファイルについていた銀の金具を撮影し、それを古びた風に加工してつくりました)


いわゆるファンシーペーパーの見返しはナシで、本文用紙を本体に貼ってページを固定してあります。見返しと本文用紙が同じ印刷できるという構造を生かして、本の中に本があるようなちょっと不思議なデザインにしました。

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左右についているインデックスは、物語が進むとページとともに変わります。ページのまわりにある色枠は、上製本のチリ部分のイメージ。実際のチリと相まって、本が2重になってるような印象です。イラストの背景はうすいマーブル模様。イタリアの高級ステイショナリーのようなイメージです。物語は6話収録されています。

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そして、巻末にコラムがあり、ダヤンファンにはうれしい裏話なども載っていますよ。

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使用した紙は、カバーは上品な風合いと発色が豊かな“ヴァンヌーボー”。カバーをとった本体の表紙は、布目のテクスチャーが美しい“クラシックリネン”です。


絵本の形式ですが子供用の絵本というより、ダヤンのファンの大人向けの内容になってます。
この本、デザインしていて難しいと感じたのは、描きおろしではない既存イラストをつかって読者に違和感を感じさせることなく、“ダヤンの世界観”にひたってもらえるデザインにすること。通常の絵本のように、絵と文字だけのレイアウトという訳にはいかず、かといって主役はあくまでも“イラスト”で、デザインが勝ちすぎるのはNGなのです。そういう条件の中、編集部とコンセプトを詰めて形にしていったこの本。時間的にも、精神的にもかなりハードでしたが、頑張ったかいあって「気持ちよくダヤンの世界に浸れるデザインになった」と自負できる仕上がりです。
もともとダヤンは革小物専門店「わちふぃーるど」のショップのシンボルマークから誕生したキャラクターですので、グッズの物語を紹介した革装丁本風デザインは、ダヤン生誕25周年にふさわしいのではないでしょうか。
本屋さんで見かけましたら是非お手にとってご覧くださいね。

ダヤンのたからモノがたり
主婦と生活社から

パコと魔法の絵本の絵本

<strong>パコと魔法の絵本</strong>

昨日から公開されてる映画『パコと魔法の絵本』。
仕事で写真のレプリカ絵本にフォントを打って入稿用のデータを作成したり、解説のリーフレットのデザインをしました。
もとは撮影小道具としてつかわれていた1点物の本です。映画をご覧になった方はおわかりのように、大層複雑なポップアップですので上がりが心配でしたが、かなりいい出来です! 背は現物とまったく同じビロードに金の箔押しだし、ポップアップ部分もばっちり!! 
現物を知ってる私が太鼓判を押します。
所有欲の湧く絵本だと思いますよ。

映画のもとの舞台『ガマ王子対ザリガニ魔神』のファンで、
しかも、中島哲也さんが監督の映画ですもん、
この話をいただいたとき、どんなに嬉しかったか!
ええ、どんな小さいことでも喜んでやらせていただきますとも!!

中島監督といえば私にとってはあの衝撃的なCM
サッポロ黒ラベル「温泉卓球」篇
当時、広告系のデザイナーだった私は、
こんなすごい人と一緒に仕事できたらと
かなわぬあこがれを抱いたものです。

こんな形で、ちょびっと関われて
あの当時の夢のかけらが、
懐かしさとともに昇華されました。

人生ってよいですね。

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